折り紙の車は簡単!立体な作り方と平面な折り方(全6種類)
折り紙の車を6種類ご紹介します。
6種類の車は、簡単な平面な車(乗用車、パトカー、トラック)と本格的な立体な車(消防車、スポーツカー、戦車)です。
このページを見て頂きたい方
- どんな車が折れるのか知りたい
- 今すぐ簡単な車を作りたい
- 立体な車を折りたい
種類の数 | 車の種類 |
---|---|
1 | 簡単な車 |
2 | パトカー |
3 | トラック |
4 | 消防車 |
5 | スポーツカー |
6 | 戦車 |
折り紙の車は簡単
折り紙の車は簡単に折れます。
ただし、平面な車(乗用車、パトカー、トラック)についてです。
平面な車は折り紙1枚で作れますし、ステップ数も6つだけです。折り方についても、指先を細かく使うほどの技術は必要なくて大ざっぱに折ったとしてもある程度形になるでしょう。
しかも、平面な車(乗用車、パトカー、トラック)は折り方が途中まで同じなので、1種類作れたら簡単に他の2種類も覚えられるところも嬉しいポイントの1つですよ。
簡単ではない車は、立体な車の消防車とスポーツカーでした。立体に作れる戦車は難しいように見えますが、実はとてもシンプルな作り方なので、初心者におすすめです。
かっこいい車
かっこいい車を作りたいなら、簡単な車よりも少し難しい立体な消防車やスポーツカーがおすすめです。
ですが、初心者に消防車やスポーツカーは難しいと感じるかもしれません。特にスポーツカーは何度も何度も折り紙を折るので、折り紙がどんどん小さくなります。爪を使うくらい細かく折る場面もあるため、手先が器用でない方は苦手に感じる可能性があるでしょう。
そこで、まだ自信がない方は簡単な戦車にチャレンジしてみると良いですよ。ざっくりと簡単なポイントを説明すると、戦車の車体部分は丸めるだけだからです。
簡単にかっこいい車を作りたいなら、戦車から折ってみましょう。
折り紙の車の作り方・折り方
折り紙の車の作り方をご紹介します。
ご紹介する作り方は6種類ですが、画像とテキストを使った具体的なステップの解説は平面な車のみです。この平面な車を作ることができれば、パトカー、トラックにすぐ応用できるので、まずは平面な車を作ってみましょう。
パトカー、トラック、消防車、スポーツカー、戦車は、動画をメインでご紹介していきますね。
車の作り方
折り紙の車の作り方は、6ステップです。(拡大やスマホを横向きにすると見やすいです)
時間:5分
必要なもの:折り紙1枚サイズ(サイズ:15cm/15cm)
その他道具:特になし
車の完成イメージ
車の完成イメージを頭に入れましょう。
車の土台になる折り目を作る
ステップ1は、車の土台になる折り目を作ります。まずは、好きな色の折り紙を用意しましょう。色無しの面を上向きにして、長方形になるように半分に折ってください。さらに半分に折ることで正方形にします。
車のタイヤを作る1
ステップ2は、車のタイヤを作ります。ステップ1で折った部分を開いてください。中央の折り目に向かってふちを合わせましょう。右手の指で差している角と左手の人差し指で差している部分に注目してください。(赤い矢印の部分)
車のタイヤを作る2
ステップ3は、ステップ2の続きで車のタイヤを作ります。ステップ2-3と2-4で確認した点、赤色の線を軸に白の三角形を作りましょう。反対側も同じように白の三角形を作ってください。下側にある白の三角形のとんがり角を折り返して、色付きの小さい三角形を作りましょう。ここがタイヤですね。最後に、折り紙をさかさまにしてステップ4の準備をしておきます。
車のルーフを作る準備1
ステップ4は、車のルーフ(車の上部分)を作る準備です。ステップ3-4の赤色の線を軸に折り目を作って開きます。右手の指で差している線を軸に折ってください。折った後は、真ん中の折り目に注目しておきましょう。
車のルーフを作る準備2
ステップ5は、ステップ4の続きで車のルーフを作る準備です。真ん中の折り目をつまんで、上のふちと合わせます。合わせた状態で、右上の角と赤色の線に注目しておきましょう。
車の頭とおしりを作って、完成。
ステップ6で車の頭とおしりを作って、完成です。右上の角をもって、ステップ5-3の赤色の線に合わせます。左の角をもって小さい三角形を作ったら、完成です。(この三角形のサイズは適当で問題ないです。)
動く
この記事では、自動で動くような車はご紹介していません。でも、押してあげることで動かせるような折り紙はあります。
消防車は基本が平面なので動かすと倒れてしまいます。
スポーツカーと戦車は土台がしっかりした作りになっているので、押しても簡単に倒れたり、崩れたりすることはないはずですよ。
平面な車
折り紙の平面な車の完成した写真です。乗用車ですね。
はじめにご紹介したとおり、この基本の平面な車が作れたら、次のパトカー、トラック、消防車の折り方につながっていきます。
順調なステップを踏みたい方は、平面な車から挑戦してみてくださいね。
パトカー
今回作成したパトカーの折り紙は、赤い丸シールを使ったランプをつけることでパトカーらしさを表現しています。
ランプの表現は赤色であれば良いと思うので、クレパスで色塗りしてみたり、赤ペンでランプを書いてみたりするとオリジナルのパトカーが作れますよ。
作成時間 | 約4分 |
用紙枚数 | 1枚 |
必要な道具 | 赤色シール、赤のクレパス、赤ペンなど(ランプの部分) |
難易度 | 平面な車と同じくらい簡単 |
トラック
折り紙のトラックは、荷物を乗せる荷台を折り紙の裏面(色無しの面)を使うことでトラックらしさを表現しています。
今回は、ピンク色の折り紙を使ったトラックを作りました。先日、車体がピンク色の派手なトラックを見かけたのですが、運転していたのが女性ドライバーだったのです。
多くの女性が活躍する大型トラックドライバー。
最近では珍しくないはずですが、はじめて見かけてかっこいいと思い、そのまま影響を受けてピンク色のトラックを作っちゃいました。
作成時間 | 約3分 |
用紙枚数 | 1枚 |
必要な道具 | 特になし |
難易度 | 平面な車と同じくらい簡単 |
立体な車
ご紹介する立体な車は、3種類です。
- 消防車
- スポーツカー
- 戦車
どれも平面な車にはないかっこよさがありますが、その分難易度が少し上がります。
消防車
折り紙の消防車は、立体と平面が同時に作れます。
平面のように作るのですが、写真のように自立できます。本格的な消防車よりも簡単にできあがりますが、リアルな感じはあまり出せなかったですね。
そのため、車体を赤色にして、ねずみ色のポンプをつけることで精一杯リアルさを表現してみました。
作成時間 | 約15分 |
用紙枚数 | 2枚 |
必要な道具 | はさみ |
難易度 | 平面な車より少し難しい |
話が少し脱線しますが、消防車の色は車体が赤色で、ポンプが白やねずみ色とイメージがあると思います。
これは国土交通省の「道路運送車両の保安基準」第49条第2項に定めがあるからなんですね。
「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする」
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示
赤色以外の消防車も良いですが、消防車は赤色(朱色)以外ないのだよと子どもたちに豆知識を教えてあげられますよ。
スポーツカー
折り紙のスポーツカーが個人的に1番かっこいい、ドキドキする車です。
だけど、この記事でご紹介する折り紙の車の中で最も難しい折り方でしょう。
難しいポイントは、折る工程が多いことです。何度も折り重ねると紙が浮いてしまうので、細かい手作業が必要でしたね。
作成時間 | 約14分 |
用紙枚数 | 1枚 |
必要な道具 | はさみ(無くても手で切れます) |
難易度 | 消防車より難しい |
最初に折り紙を3分の1にする作業は手で切れるので、はさみが必ず必要というわけではありません。
動画を参考にみてください。
消防車と違って、いろいろな色が出せるのがスポーツカーの魅力の1つです。
3種類くらい色違いのスポーツカーを作ると彩りが綺麗になりますよ。
戦車
6種類目は、折り紙の戦車です。
戦車はかっこいい見た目で難しいそうに見えますが、車体は丸めているだけで簡単でした。はじめて折ったときは、想像の半分以下の難易度で驚いたぐらいです。
作成時間 | 約6分 |
用紙枚数 | 1枚 |
必要な道具 | ストロー(なくても良い) |
難易度 | 消防車より簡単 |
ストローはあっても無くても良いと思うので、好みで用意してみてくださいね。
まとめ
最後に、この記事の要点を押さえました。
- 折り紙の車は6種類作れる
- 平面な車を1つ作れば3つ覚えられる
- かっこいい車はスポーツカーと戦車
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。折り紙の車の折り方を理解することができたかと思います。
車の色の決め方は、実際に使われているトラックや消防車、スポーツカーをみてみるともっと楽しめますよ。
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