折り紙のくす玉で花を作る作り方をご紹介します。
基本的な花のくす玉の作り方がメインの記事ですが、桜、ひまわり、紫陽花のくす玉を作るコツもお伝えしていきます。
このページを見て頂きたい方
- 基本の花のくす玉を知りたい
- 簡単な花のくす玉で立体な組み立て方を知りたい
- いろんな種類の花のくす玉を作りたい
- 難しい花のくす玉を作りたい
折り紙のくす玉(花)の作り方
折り紙の花のくす玉で作る作り方をご紹介します。
ご紹介する方法はテキスト、画像、YouTube動画です。
花のくす玉の立体な組み立て方
花のくす玉の立体な組み立て方は、8ステップです。(PCがおすすめ/大画面は快適)
時間:370分
必要なもの:折り紙60枚(サイズ:7.5cm/7.5cm)
その他道具:はさみ、のり(手でも切れます・ピンセットがあると便利)
花のくす玉の完成イメージ
花のくす玉の完成イメージを頭に入れましょう。
花のくす玉のパーツを作る1
ステップ1は、花のくす玉のパーツを作ります。まずは、折り紙1枚を4つに分けます。三角形になるように半分に折ってください。右の角を上の角に合わせるように折ったら、反対側も同じように折りましょう。(四角形になる)
花のくす玉のパーツを作る2
ステップ2は、ステップ1の続きで花のくす玉のパーツを作ります。中心のふちと四角形のふちを合わせるように折ってください。反対側も同じように折ります。折った部分を開いて、開いた部分の中に指を入れてください。
花のくす玉のパーツを作る3
ステップ3は、ステップ2の続きで花のくす玉のパーツを作ります。指を入れた部分を押し広げましょう。反対側も同じように折ります。飛び出ている三角形を手間にもってくるように折ったら、反対側も同じように折ってください。
花のくす玉のパーツの完成!
ステップ4は、花のくす玉のパーツの完成です。白い三角消えが見えなくなるように半分に折ってください。反対側も同じように折ります。2箇所にのりを塗って、剥がれないようにくっ付けます。合わせた部分は指が入れらないほど小さくなるので、ピンセットで押さえてくっ付けましょう。
パーツ5個で1つのユニット・花を作る
ステップ5は、パーツ5個で1つのユニット・花を作ります。パーツを60個作りましょう。5個のパーツを使って、ユニットを作っていきます。先が尖っている花びらの反対側にのりをつけてくっ付けていきます。これだけでも綺麗な花ができあがりましたね。
花のユニットを12個作る
ステップ6は、花のユニットを12個作ります。花のユニットを12個作ったら、6個のユニットを組み合わせます。組み合わせ方は、繋げる花びらにのりを塗って繋げていきます。まずは2個のユニットを組み合わせます。
花のユニットを6個を組み合わせる
ステップ7は、花のユニットを6個を組み合わせます。3個のユニットを組み合わせるときは、3枚の花びらが隣り合うように組み合わせます。同じように花びら3枚が隣り合うようにのりで繋げていくと綺麗な形に仕上がります。
花のくす玉の完成!
ステップ8で、花のくす玉の完成です。残りの6個の花のユニットを同じように繋げます。最後は、できあがった2つの6個のユニットをのりで組み合わせたら完成です。
花のくす玉はうまくできあがったでしょうか?
うまくいかない方は、テキストと画像よりも動画の方が流れが掴みやすいかもしれません。動画を確認して、もう1度テキストと画像を見直してみてくださいね。
折り紙のくす玉(花)の折り方
桜のくす玉(桜玉・八重桜)
桜のくす玉(桜玉)を作りたい場合は、用意する折り紙の色を白色、ピンク色にしてみてください。桜の花びらの形ではないですが、桜っぽさは演出できます。
花びらの枚数が決まっていない八重桜は、5枚以上の花びらを使いたいところです。ただし、ご紹介した基本のくす玉の場合は花びらの枚数を5枚より増やすことも減らすこともできない組み合わせになっています。本格的な八重桜には向かないかもしれません。
ひまわりのくす玉
ひまわりのくす玉を作りたい場合は、用意する折り紙の色を黄色、茶色にしてみてください。
花びらはお世辞にもひまわりではないですが、雰囲気だけでもひまわりらしさは出せます。
紫陽花(あじさい)のくす玉
紫陽花(あじさい)のくす玉は、実際に作って再現してみました。紫色とピンク色の折り紙を使っているので、リアルで本物っぽさが出せましたね。
この紫陽花のくす玉は、この記事でご紹介している基本の花のくす玉ではなく、90枚のくす玉と星のくす玉を作るときに失敗したものを再利用しています。どちらも折り紙1枚を4枚に分けて作りはじめるのですが、折り紙を16枚に分けて作れるかどうか試したところ失敗したものです。
実は、この紫陽花のくす玉は半分のパーツしか組み合わせていません。正確にいえば、くす玉の球に組み立てられなかった状態です。組み立てられない理由は、パーツが小さすぎて組み合わせてもすぐに外れてしまって「パーツを追加したら崩れる」パターンの繰り返しになってしまったのです。
ただ、置物として使う場合は裏側は見えないので、半分くらいのパーツでも十分な見栄えの紫陽花のくす玉ができますよ。
折り紙のくす玉(花)は難しい
折り紙の花のくす玉は難しいのか。特に初心者の方は、できあがった花のくす玉の画像を見てしまうと難易度が高く感じるかもしれません。
ただ、どの部分が難しいか分かってしまえば、自分でもできそうと思っていただけるはずです。組み立て方、折り方、時間といったはじめて挑戦する方が気になるであろうポイントに注目して解説していきます。
60枚の花のくす玉
花のくす玉はパーツを60個作ります。パーツ5個で1つのユニットを組み立てます。そのユニットを12個作ります。
(60個のパーツがそのまま60枚の花びらになる)
そのうち6個のユニットを組んだものがこちらの画像です。
あとは残りの6個のユニットを組み立てて、重ねるだけです。
つまり、花のくす玉の組み立て方は意外と簡単でした。
簡単な花のくす玉
パーツ5個で1つのユニットを組み立てた画像はこちらです。
これだけでも綺麗な折り紙ですね。こちらものりでくっ付けるだけの簡単な組み方です。
パーツ1個の折り方も前半でご紹介した通り、簡単でした。ただし、1点だけ簡単ではない点がありました。
それは時間です。
約6時間かかる花のくす玉は、折り方や組み立て方は簡単ですが、時間を確保することが難しいでしょう。
まとめ
最後に、この記事の作成ポイント、流れを押さえました。
- パーツを60個作る
- パーツ5個で1つのユニットを12個作る
- ユニット6個を組み合わせたものを2つ作る
- 組み合わせた6個のユニット同士を繋げて、花のくす玉の完成
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。折り紙の花のくす玉の作り方が分かったかと思います。
パーツ1個を作る時間が約5分、パーツ60個を作る時間が約5時間、5個で1つのユニットを12個組み立てるのに45分、ユニット6個を組み合わせて、6個のユニット同士を繋げるのに15分、合計で約6時間かかります。
どうしても花のくす玉が作りたいけど、時間を確保するのが難しい方は、1日1時間コツコツ作って6日間で完成を目標にしてみてくださいね。一気に作るのは大変です。
60枚の折り紙を使う花のくす玉が難しいと感じた方は、6枚や12枚のくす玉からチャレンジしてみましょう。
折り紙のくす玉の記事一覧