折り紙のサイコロの折り方!枚数別(全5種類)
折り紙のサイコロ
折り紙のサイコロを5種類(1枚、2枚、3枚、6枚、12枚)枚数別に作る折り方を集めてみました。5種類すべてが実際のサイコロのように数字を決定できる実用的な機能(実用的なサイコロとは、1から6の数字を決める目的のサイコロ)がついているわけではありません。それぞれ違った遊び方や楽しみ方がある作品です。
- 6枚、1枚、2枚のサイコロが実用的
- 6枚のサイコロは作りやすくて強度も高い
- 非実用的な3枚、12枚のサイコロは占いなどの遊びに使える
数字を決定できて、もっとも簡単に作れるサイコロは6枚で作るサイコロです。折り紙6枚を使ってパーツを組み合わせるため大変なイメージがありますが、パーツ自体が簡単に作れることと6個のパーツが簡単に組み合わせられることが特徴でした。
3枚のサイコロと12枚のサイコロは、非実用的な多面サイコロ。3枚のサイコロは1から6までの数字が書けて、12枚のサイコロは1から24の数字が書けます。サイコロを転がしても数字を決定することができないため非実用的なサイコロと言われていますが、占いなどスピリチュアル的な子どもの遊びに雰囲気を出すために使えそうです。Wikipediaに掲載されているサイコロを見てみると、もっと詳しい歴史や遊び方などがわかるので、興味がある方はご覧ください。(補足ですが、12枚で作るサイコロが作れたら12枚で作るくす玉が作れたことと同じです。)
折り紙6枚で作るサイコロの作り方
視覚障害をお持ちの方・介助される方へ
(音声ガイド/ダウンロード)
折り紙の気持ちでは「ことばと文章だけで折り紙が折れる」ように音声ガイドを一部の記事にテスト導入しました。縦に3つの黒い点をクリックすると音声ガイドをダウンロードしたり、再生速度を変更したりすることができます。介助者の方で、動画と画像も一緒に確認したい場合はボタンを押して次のページをご覧ください。また、実際に折り紙を折ってみて、もっとこうした表現があると作りやすいといった気付きがありましたら、ご意見をお寄せいただけると嬉しいです。
折り紙の気持ち編集部
作り方
- 正方形の折り紙を用意して、半分に折って長方形にする。
- 折り紙を開いて、中心の折り目に上側と下側のふちを合わせる。
- 折り紙を開いて、3つの折り目ができたことを確認する。
- 左下の角を1番下の折り目に合わせる。
- 右上の角を1番上の折り目に合わせる。
- 中心の折り目に上側と下側のふちを合わせる。
- 右下の角を上側のふちの中心に合わせる。
- 左上の角を下側のふちの中心に合わせる。
- ふちに合わせた右下の角を持って、折り紙の内側に角を入れる。左下の角も同じように内側に入れる。
- 左下の尖った角を上側のふちの左角に合わせる。
- 右上の尖った角を下側のふちの右角に合わせると、パーツができあがり。
- 同じパーツを6個作る。
- パーツの形が「両サイドに三角形、真ん中に四角形」で構成されていることを確認する。
- 2個のパーツを用意して、1個目のパーツの真ん中の四角形のふちに、2個目のパーツの両サイドの三角形、どちらか1つを入れる。
- 3個目のパーツを用意して、1個目のパーツに入れた2個目のパーツの隣の四角形のふちに3個目のパーツのサイドの三角形を入れる。
- 1個目のパーツのサイドの三角形を3個目のパーツの四角形のふちに入れる。これでサイコロの90度の角が1つできる。
- 4個目のパーツは、3個目のパーツの真ん中にある四角形のふちに入れて、2つ目の90度の角を作る。
- 5個目のパーツは、2個目のパーツの真ん中にある四角形のふちに入れて、90度の角を作る。合計で4つの角ができる。
- 最後に立方体をイメージしながら、6個目のパーツを組み合わせると、折り紙6枚で作るサイコロができあがり。
折り紙3枚で作る簡単なサイコロ
視覚障害をお持ちの方・介助される方へ
(音声ガイド/ダウンロード)
折り紙の気持ちでは「ことばと文章だけで折り紙が折れる」ように音声ガイドを一部の記事にテスト導入しました。縦に3つの黒い点をクリックすると音声ガイドをダウンロードしたり、再生速度を変更したりすることができます。介助者の方で、動画と画像も一緒に確認したい場合はボタンを押して次のページをご覧ください。また、実際に折り紙を折ってみて、もっとこうした表現があると作りやすいといった気付きがありましたら、ご意見をお寄せいただけると嬉しいです。
折り紙の気持ち編集部
作り方
- 正方形の折り紙を用意して、半分に折って長方形にする。
- 折り紙を開いて、中心の折り目に上側と下側のふちを合わせる。
- 折り紙を開いて、3つの折り目ができたことを確認する。
- 左下の角を1番下の折り目に合わせる。
- 右上の角を1番上の折り目に合わせる。
- 中心の折り目に上側と下側のふちを合わせる。
- 右下の角を上側のふちの中心に合わせる。
- 左上の角を下側のふちの中心に合わせる。
- ふちに合わせた右下の角を持って、折り紙の内側に角を入れる。左下の角も同じように内側に入れる。
- 左下の尖った角を上側のふちの左角に合わせる。
- 右上の尖った角を下側のふちの右角に合わせると、パーツができあがり。
- 同じパーツを3個作る。
- パーツの形が「両サイドに三角形、真ん中に四角形」で構成されていることを確認する。
- 2個のパーツを用意して、1個目のパーツの真ん中の四角形のふちに、2個目のパーツの両サイドの三角形、どちらか1つを入れる。
- 3個目のパーツを用意して、1個目のパーツに入れた2個目のパーツの隣の四角形のふちに3個目のパーツのサイドの三角形を入れる。
- 三角錐ができたことを確認する。
- 反対側も三角錐を作るようにサイドの三角形を四角形のふちに入れていくと折り紙3枚で作るサイコロができあがり。
サイコロの折り方
折り紙のサイコロを折り方が簡単な難易度の順番に並べてみました。折る回数や作業時間で勝手に決めています。
簡単な順番 | サイコロの種類 | 作業時間 |
---|---|---|
1 | 3枚のサイコロ | 12分 |
2 | 1枚のサイコロ | 15分 |
3 | 6枚のサイコロ | 25分 |
4 | 2枚のサイコロ | 30分 |
5 | 12枚のサイコロ | 50分 |
12枚で作るサイコロ
12枚で作るサイコロは24面体。そのため、数字を決める目的としてサイコロを振る場合には向いていません。実は、このサイコロ。折り紙のくす玉(12枚)と全く同じ作り方です。作り方はこちらからご覧ください。何に使うの?と思いますが、猫が遊ぶおもちゃにするのも可愛い使い方でしたよ。
1枚で作るサイコロ
折り紙1枚で作るサイコロは、ふた付きの箱の作り方と全く同じなので、作り方はこちらをご確認ください。6枚で作るサイコロと同じ正方形(立方体)の形ができあがります。ただし、1枚で作るので強度が弱いです。小さい子どもがサイコロで遊ぶ場合は6枚のサイコロか、次にご紹介する2枚で作るサイコロが壊れにくいでしょう。
なお、1枚で作るサイコロは折り目をたくさん作る必要があるので、意外と複雑な折り方です。1枚のサイコロと同じものを2個作る2枚のサイコロも同様なので、手間が2倍かかります。
2枚で作るサイコロ
折り紙2枚で作るサイコロは、折り紙1枚で作るサイコロを2個作って重ねたら完成です。コツは1点だけ。サイコロを折る前に、折り紙を1cmから0.5cmほど切り落とすことです。片方の折り紙を少しだけ小さくしてサイコロを作ることで、重ねやすくすることができます。ただ、下の画像は同じ折り紙のサイズで組み合わせたものなので、めんどくさい方は切らなくても大丈夫。
次のページ
「折り紙のサイコロの作り方!6枚で作る立方体(完成25分)」
遊べる折り紙の記事一覧
折り紙のサイコロの折り方!枚数別(全5種類) ●この記事● |