折り紙のルービックキューブの作り方は簡単(全3種類)
折り紙のルービックキューブの作り方を全部で3種類ご紹介します。
※折り紙の気持ちでは、ルービックキューブとマジックキューブは同じものとしています。Wikipediaによるとマジックキューブは特許名称であり、ルービックキューブの由来は発明者の名前からきているとされているからです。
このページを見て頂きたい方
- 簡単なルービックキューブの作りたい
- 色々な形に変わる変身キューブを知りたい
- 永遠に形を変える無限キューブを知りたい
種類の数 | キューブの種類 |
---|---|
1 | ルービックキューブ (マジックキューブ) |
2 | 変身キューブ |
3 | 無限キューブ (インフィニティキューブ) |
折り紙のルービックキューブの作り方
折り紙のルービックキューブ(マジックキューブ)の作り方をご紹介します。
ご紹介する方法はテキストと画像、YouTube(ユーチューブ)の動画を載せています。
ルービックキューブ・マジックキューブの作り方
折り紙のルービックキューブ・マジックキューブの作り方は、7ステップです。(拡大やスマホを横向きにすると見やすいです)
時間:30分
必要なもの:折り紙6枚(サイズ:15cm/15cm)※3cm切って「15cm/12cm」にする
その他道具:はさみ、のり
ルービックキューブの完成イメージ
ルービックキューブの完成イメージを頭に入れましょう。
ルービックキューブのパーツを作る
ステップ1は、ルービックキューブのパーツを作ります。まず、折り紙15cm×15cmの折り紙を用意しましょう。片方だけ3cm切り取って、15cm×12cmにします。長さが短いふち(短辺)を合わせて半分に折りましょう。折り紙を開いて、ステップ1-2でできた折り目とふちを合わせた後は反対側も同じように折ってください。
ルービックキューブのパーツの完成
ステップ2で、ルービックキューブのパーツの完成です。ステップ2-1でできた中央の折り目で半分に折ります。長さが長いふち(長辺)を軽く揉んでください。モミモミするとステップ2-3、2-4が楽です。次は、三等分になるように折り紙を折りましょう。折れたら、ルービックキューブのパーツが完成です。
ルービックキューブのパーツを6個作る
ステップ3は、ルービックキューブのパーツを6個作ります。6個のパーツの色は2種類までにしましょう。(ルービックキューブの遊びは色を揃えることが重要なため)パーツ2個のユニットを3つ作ります。1つ目のユニット「赤面1枚・緑面3枚」にします。まずは、緑の1マスの中に赤の1マスを入れてください。反対側のマスも同じように、緑の1マスの中に赤の1マスを入れます。
2個のパーツで1つのユニットを3個作る
ステップ4は、ステップ3-3の続きで2個のパーツで1つのユニットを合計で3個作ります。2つ目のユニットは「赤面3枚・緑面1枚」にします。ユニットの組み合わせ方は、1つ目のユニットと同じです。3つ目のユニットは「赤面2枚・緑面2枚」にします。3つのユニットを組み合わせた後は、ユニットを1度パーツに戻します。ステップ2-1で折った部分を開いてのりを塗ります。
ユニットをのり付けする
ステップ5は、ステップ4-4の続きでユニットをのり付けします。「赤面3枚・緑面1枚」の場合は、赤の1マスの中に緑のパーツの1マスを重ねます。反対側も赤の1マスの中に緑のパーツの1マスを重ねてください。ここで、注意点が1つ。赤のパーツの中に緑のパーツを入れるため、のりを塗った赤マスが先に付かないよう注意してください。
3個のユニットを繋げる
ステップ6は、3個のユニットを繋げます。「赤面1枚・緑面3枚」のユニットも組み合わせ方は同じですが、赤と緑の面が反対です。「赤面2枚・緑面2枚」の場合はのり付けの方法は同じですが、コツが入ります。まずは赤の1マスの中に緑の1マスを入れます。ステップ6-2の状態のまま既にのり付けしたユニット2つを中に入れてください。このとき「赤面2枚・緑面2枚」の両端のマスがのりでくっ付かないように注意しましょう。
ルービックキューブの完成!
ステップ7で、ルービックキューブの完成です。2つのユニットを入れた状態で両端のマスをくっ付けたらルービックキューブができあがります。
折り紙のルービックキューブはうまくできあがったでしょうか?
3つの箱がスポッと重なったときは気持ち良かったですね。シンプルな作り方ですが、のり付けするときの組み立て方だけ注意が必要でした。(動画の撮影中にのりが先にくっ付いてしまって、急いで剥がしてなんとかなりました。)
ルービックキューブの作り方と遊び方を動画に撮っているので、合わせて確認してみてください。
折り紙のルービックキューブは簡単
折り紙のルービックキューブは簡単に作れました。
2種類の折り紙が6枚必要なこと、折り紙を3cmカットすること、のり付けに注意することの3点が少しだけ手間かも知れません。それでも、30分で遊べるおもちゃが作れるのは嬉しいですよね。
本物のルービックキューブを購入すると安くても500円くらいの値段になるので、お財布にやさしいです。
変身キューブと無限キューブは組み立てるのは簡単ですが、立体キューブを作るのに時間がかかってしまいます。時間がもったいないと感じる方は、100均でサイコロを買ってもいいと思います。本物のサイコロの場合は、セロハンテープも剥がしやすいので9個買ってしまえば、変身キューブと無限キューブのどちらでも遊べます。
立体なキューブ(ユニット)
次に、立体なキューブの作り方をご紹介します。変身キューブと無限キューブを作るには、立体なキューブをユニットさせて作るからです。
この記事で使う立体なキューブは折り紙のサイコロの作り方の記事でご紹介していますので、こちらを1度読んでから戻ってきてください。
変身キューブ
折り紙の変身キューブの作り方は、2ステップです。ここでは事前に立体なキューブを9個用意した状態から説明します。
(立体なキューブをユニットさせる組み立て時間は10分です。ですが、立体なキューブを1個作るのに25分かかるので、9個作る場合は3時間45分の事前準備が必要です。)
- 組み立て時間:10分
- 必要なもの:立体なキューブ9個
- その他道具:セロハンテープ(24箇所)
立体キューブをセロハンテープでユニット
ステップ1は、立体キューブをセロハンテーブでユニットさせます。まずは、9個のキューブを正方形になるように並べてください。ステップ1-2の画像にある「24箇所の白い丸」にセロハンテープを貼ります。解説では、わかりやすいように両面テープを使っています。テープの貼り方とキューブの繋げ方は、ステップ1-3の通りです。これを繰り返して、同じように24箇所にテープを貼ります。
変身キューブの完成!
ステップ2で、変身キューブの完成です。後半になると、ステップ1-3のように横並びでテープが貼れない場面が出てきます。そのときは、斜めにしながらテープを貼りましょう。
折り紙の変身キューブはうまくできあがりましたか?
変身キューブは9個のキューブを作るのに事前準備に時間がかかりますが、テープで繋げる組み立て方は簡単でした。あえて難しいポイントをあげるなら斜めにしながらテープを貼る作業だけはやりにくさがありましたね。
変身キューブの作り方と遊び方を動画に撮っているので、合わせて確認してみてください。
遊び方の動画は9:25秒からスタートしています。9:25秒より前の動画では両面テープで遊んでみましたが、動きがぎこちないです。使用するテープはセロハンテープなどの薄いテープにしましょう。
無限キューブ
折り紙の無限キューブ(インフィニティキューブ)の作り方は、4ステップです。ここでも事前に立体なキューブを8個用意した状態から説明します。
(立体なキューブをユニットさせる組み立て時間は10分です。ですが、立体なキューブを1個作るのに25分かかるので、8個作る場合は3時間20分の事前準備が必要です。)
- 組み立て時間:10分
- 必要なもの:立体なキューブ8個
- その他道具:セロハンテープ(16箇所)
立体キューブをセロハンテープでユニット1
ステップ1は、立体キューブをセロハンテーブでユニットさせます。まずは用意した立体キューブを8個用意して、長方形に並べてください。これから16箇所にテープを貼っていきます。
ステップ1-2
- 1箇所目は、上段のキューブ2個にテープを貼る
- 2箇所目は、下段のキューブ2個にテープを貼る
ステップ1-3(ステップ1-2を右横に傾ける)
- 3箇所目は、上段の上から2個のキューブにテープを貼る
- 4箇所目は、下段の下から2個のキューブにテープを貼る
ステップ1-4(ステップ1-2を左横に傾ける)
- 5箇所目は、上段の上から2個のキューブにテープを貼る
- 6箇所目は、下段の下から2個のキューブにテープを貼る
立体キューブをセロハンテープでユニット2
ステップ2は、ステップ1の続きで立体キューブをセロハンテーブでユニットさせます。
ステップ2-1(ステップ1-2を上下にあける)
- 7箇所目は、中段左の2個のキューブにテープを貼る
- 8箇所目は、中段右の2個のキューブにテープを貼る
ステップ2-2(ステップ1-2を裏に返す)
- 9箇所目は、中段左の2個のキューブにテープを貼る
- 10箇所目は、中段右の2個のキューブにテープを貼る
ステップ2-4(ステップ2-2の真ん中を左右にあける)
- 11箇所目は、上段のキューブ2個にテープを貼る
- 12箇所目は、下段のキューブ2個にテープを貼る
立体キューブをセロハンテープでユニット3
ステップ3は、ステップ2の続きで立体キューブをセロハンテーブでユニットさせます。
ステップ3-3(ステップ2-4の上段を上にして2個のキューブを倒す)
- 13箇所目は、左の上下のキューブ2個にテープを貼る
- 14箇所目は、右の上下のキューブ2個にテープを貼る
無限キューブの完成!
ステップ4で、無限キューブの完成です。
ステップ4-1(ステップ2-4の下段を上にして2個のキューブを倒す)
- 15箇所目は、左の上下のキューブ2個にテープを貼る
- 16箇所目は、右の上下のキューブ2個にテープを貼る
折り紙の無限キューブはうまくできあがりましたか?
無限キューブは8個のキューブが必要なので、変身キューブと同じように事前準備に時間がかかります。ただ、テープで繋げる組み立て方も同じく簡単でした。あえてあげる難しいポイントもありません。
無限キューブの作り方と遊び方を動画に撮っているので、合わせて確認してみてください。
変身キューブと同じく、無限キューブもセロハンテープのような薄いテープを使いましょう。両面テープだと動きがぎこちないです。
まとめ
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 折り紙のルービックキューブは簡単なのに本格的に遊べる
- 変身キューブはキューブを作るのに時間がかかる
- 無限キューブもキューブを作るのに時間がかかる
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。折り紙のルービックキューブの作り方が分かったかと思います。
ルービックキューブはびっくりするくらい本格的に遊べちゃいました。2種類しかないから色を合わせるなんて簡単と思っていましたが、友だちも色を揃えるのに3分くらい時間がかかりました。子どもたちに絶対おすすめです。
変身キューブはできあがった瞬間は面白いですけど、すぐに飽きちゃいました。無限キューブは名前の通り無限に形を変えられるので飽きなかったですね。
他にもいろいろな遊べる折り紙があるので、是非チャレンジしてみてくださいね。
遊べる折り紙の記事一覧
折り紙のルービックキューブの作り方は簡単(全3種類) ●この記事● |
コメント一覧 (2件)
この折り紙は、難しくもなく、簡単すぎもなく。すごいです
ね!
コメントありがとうございます。^_^
「難しくもなく、簡単すぎもなく」
わかります!すごいですよね!
折り紙を折るのに慣れていない人でも作れて、実際に遊べるのがこの作品の素晴らしいところです^^
※投稿された画像について
作品に関係ない画像だったため、削除させていただきました。
ご了承ください。